肩関節挙上と肩甲背神経
肩関節の最終挙上時に痛みを訴える症例っていますよね。 いろいろ試してみて、その時は良い反応を示しても、次回来院した時には同じ痛みを訴える。 この繰り返しが続いたら、あなたはどうしますか? 私なら、原点に戻って解剖を学び治 […]
肩関節の最終挙上時に痛みを訴える症例っていますよね。 いろいろ試してみて、その時は良い反応を示しても、次回来院した時には同じ痛みを訴える。 この繰り返しが続いたら、あなたはどうしますか? 私なら、原点に戻って解剖を学び治 […]
私たちの臨床で、現病歴や既往歴に「パーキンソン病」がある症例に出会うことは、非常に多いです。パーキンソン病は「適正な薬物治療と症状に応じたリハビリテーションを行うことが極めて重要」と報告されています(図1)。 今回のRI
あなたは今、自信を持って歩行分析ができていますか?また、自信を持って患者さんや後輩・学生に指導できていますか? 異常歩行は多くのパターンが存在しています。しかし、異常歩行の何が問題なのでしょうか。また、私たちセラピストは
先月発売されたばかりの書籍、「スポーツ外傷・障害に対する術後のリハビリテーション 改訂第3版」では“腱板断裂の症例における最大の目標は、骨頭求心位の乱れによる肩関節運動の機能破綻の改善である”と記載されています この機能
腱板断裂の術後リハビリテーション〜理想の骨頭求心位を追い求めて〜 続きを読む »
ヒトは一生の間に「地球4周」もの距離を歩きます。歩く度に「足」は衝撃を吸収したり、バランスをとったり、推進力を発揮したりと多様な機能を発揮するため、「身体の土台にして軸」と表現されることがあります。 「土台」としての安定
トレンデレンブルグ現象とは、もともとは先天性股関節脱臼患者の特徴的な歩行を説明するために名付けられました。トレンデレンブルグ現象の原因となる股関節外転筋の筋力が低下する理由は疾患や病態、障害により説明できます。 ところが
腰部脊柱管狭窄症における術後の理学療法の目的は何だと思いますか? この問いに対して様々な答えがあると思いますが、私は、疼痛の軽減・消失と体幹機能再構築を基盤とした起居動作や移動能力の再獲得の2つだと考えております。 腰部
腰部脊柱管狭窄症の術後に残存する症状へのアフターケア 続きを読む »
TKA術後のリハビリテーションでは、医師から関節可動域改善を依頼されることが多いと思います。退院までに膝関節屈曲可動域120°、伸展0°を目的に進めていく施設が多いと思います。 私が新人の頃はTKA術後早期にROMex.
今から14年前の2008年6月、私は常に不安と戦っていました。理学療法士になって3か月。目の前の患者に何をしたら良いのか「分からず」、自信を持てないでいました。その不安が「やってしまった…」と痛感したのは、それから数か月
現病歴の問診を行なっていると、過去の足関節捻挫について質問されることはよくあると思います。実際に評価をしてみると左右で安定性に違いがあったり、アライメントが異なったりすることがあると思います。 しかし、ここでただの評価で